そのトリートメントが髪の毛を痛めているかもしれないです。

Veneziaオーナー藤田です。

私自身のホームページでとても人気だった記事があり、今見返しても問題のない内容だったのでシェアします。この考えをもとに4年くらいフリーランスとして施術した経験もふまえてログさせていただきます。

あまり考えずにケアをしていた方には目からうろこの内容になります。

 

トリートメントって?

現在、商品として売られているトリートメントやコンディショナーは内部に栄養を補給し、

表面をコーティングしています。

 

なので、パーマやカラーをした後に、トリートメントで髪の表面をコーティングし過ぎてしまうと、

薬液の悪い成分が髪の中に閉じ込めてしまい内部を痛める可能性があります。

 

 

更に言うと、サロンでする本格的なトリートメントほどツルツルで持続性が高いので、

表面のコーティング力が強く、

薬液の悪い成分(髪を痛める原因物質など)がずっと髪の毛の内部に残ってしまい、より髪を傷める原因になるという恐ろしい結末を迎えることもあります。

営業にて

この経験は、サラリーマン美容師の時代にちょくちょく疑問を感じており、

パーマのお客様の際に、施術直後はトリートメントをしていたので髪質はツルツルだったのですが1か月半後にカラーをしに来店した際に、髪のダメージが強く出てしまっていました。

時間とともにダメージになったのかと思われがちですが、パーマのダメージって施術直後に既にわかるんです。

パーマで掛けすぎて髪がボロボロになる時は、最後のセットのドライヤーで乾かしている際に毛先とかがチリチリチリって髪の毛が燃えたようになります。

これらをふまえると、施術直後にダメージを感じていなかったのにしばらくしてからダメージを感じたのはトリートメントが原因であると推測できます。

 

この事をお伝えすると、

 

ほとんどの人が「??」になるのもわかります。今までやらないよりはやった方が良いって美容師に言われて信じてお金を払っていたのに逆に髪を痛めていた現実に困惑します。

 

でもよくよく考えると、お店でトリートメントしてその時は良かったけどだんだん痛んできた感じや髪の毛が良くなった感じがしない感覚に気が付いてくれます。

 

ぶっちゃけたお話

お客さんが体感的に良いトリートメントか悪いかを決めるのは、手触で良いかどうか決めていませんか?

 

メーカー洗脳美容師さんが言うには、

 

「このトリートメントを繰り返すと髪は生き返ってきます!」

とかお客様に言ったりしていて、

死滅細胞に何をいってるんだろうか?って思う事をいってきます。

 

トリートメント繰り返しても髪が良くならない。

 

髪の毛が良くならないって事を感じなららお客様に進めていた美容師さんはたくさんいます。

それってお店の売り上げの為に、トリートメントをしてましたよね??

社長に売り上げあげろ!って怒られてしまうから仕方なく施術していた方も多数いるとは存します。

 

でも本当にお客様の事を考えるのであれば、サロントリートメントは安易にしてはいけません

 

きちんとお客様とカウンセリングしてその方が何を求めているかを理解し、その日どのような施術をするかでトリートメントをするかしないか決めないといけません。

 

高級なケラチンたんぱく質を髪に入れたって、

 

最新のサロントリートメントをしたって、

 

髪が修復する道理がありません。

ちなみに現在は、補強するタイプのトリートメント(髪質改善系)も多くありますが、制約が多いのであまりお勧めできません。

目指すべきところとは??

お客さんの立場から言うと、

美容室でトリートメントしてから、日々のシャンプーをするとだんだん髪が痛んでいくような錯覚になりませんか?

それは皮膜がとれてその人の本来の髪になるだけです。

お客さんは知らないのでトリートメントの効果が取れたと勘違いトリートメントをしてしまう。

 

美容院にいってパーマやヘアカラーをするたびにサロントリートメントをしても髪の傷みは治ることはありません。

 

ダメージした髪を キレイに見せる・・・

 

それは本当にお客さんの為ですか?

 

美容院でトリートメントをした直後はキレイに見せれるけど、カラー後やパーマ後にトリートメントすることによって

 

ご自身の本来の髪の毛は傷みますけどいいですか?

ってお客様に聞いてますか?

 

ご自身本来の髪。素髪ってホントは結構サラサラだったりするんです。

キチンとご自身の髪と向き合うことが出来れば。