・シトロネロール(抗酸化、抗菌、抗炎症)
・ゲラニオール(抗うつ、収斂、毛髪柔軟性)
・サポニン(収斂、洗浄、艶)
・ヘナに混ぜる事で適度な収レンを促し強度と艶を出す。
・頭皮の炎症と乾燥を防いでくれる。
・毛母細胞に潤いを与えてくれ、髪の健全な成長を補助する。
エジプトの英雄王ギルガメッシュを描いた「ギルガメッシュ叙事詩」には、「バラは永遠の命…」と記されていることから、紀元前2000年以上前にはすでに愛されていた花だったと思われます。また、ルーブル美術館に所蔵されている『花を嗅ぐ女神』と題された小さなレリーフもこの頃で、メソポタミアの女神イシュタルが嗅いでいるのは花の形状からバラだろうと推測されているそうです。
バラで有名な歴史上の人物というと、クレオパトラもその一人ですね。バラの香水風呂に入り、寝室にはバラの花を敷き詰めていたといいますが、自分専用の香料を作る農園や工場を持っていたというからすごいですね。
ローズは世界中で様々なシーンで活用され、文学や芸術にも頻繁に登場する事から「花の女王」と呼ばれており多くの女性を虜にもしています。
その芳醇な香りが人の精神性、特に自己愛を高める方向で利用されています。
“誰でも一つはローズにまつわるストーリーを持ち合わせているのではないですか?”
ローズの薬理効果は多岐にわたり、皮膚に関するお悩みほか、神経系の鎮静効果、痛みを和らげる効果、女性ホルモン系全般に非常に良い効果をもたらせます。ローズには、幸せホルモンと呼ばれるβエンドルフィン、優しさホルモンと言われるオキシトシンの分泌を促す働きがあり、心に幸福感と安心感を与えるので妊娠、出産、育児中の女性の強い味方となってくれるのです。
・アスコルビン酸(酸化防止)
・エラグ酸(抗炎症)
・タンニン(収斂、還元)
・ヘナに混ぜる事で酸化が促進され発色が少し早くなる。
・ヘナ、インディゴ製品に混ぜると艶感、髪の強度が得られる。
・頭皮の炎症、乾燥を防ぐ。
・毛母細胞に潤いを与え、髪の健全な成長を補助する
南アジアでは神聖な果実とされるアムラ。
その歴史は古く、3500年も前から美容と健康に良い「若返りのフルーツ」として親しまれてきました。考古学では、インドの神話の中でも語り継がれ、宇宙の創造と共に誕生したと伝えられています。
アムラの働きは科学的にも解明されつつあり、身体を健やかに保つチカラがあることが多くの研究で示されています。
アムラは、豊富に含まれるポリフェノールには抗酸化作用やコラーゲン産生の促進のような美容効果だけでなく、様々な健康効果が期待されていて、アムラのポリフェノールには糖化を抑える作用が期待されています。
エイジレスケアに必須成分が豊富なアムラ。
ポリフェノール、ビタミンC、鉄分、クエン酸、食物繊維などが、それぞれの有用性の相乗効果を高めるベストバランスで含まれています。
中でも抗酸化作用が高く、コラーゲンの生成をサポートするポリフェノールは、一般的に含有量が多いブルーベリーなどの食品比べても群を抜いて豊富に含まれている。美肌効果だけでなく、白髪を防ぎ、脱毛を予防するなど、美髪を支える効果も有り。
さらに副腎皮質ホルモンの生成やドーパミンなどの神経伝達物質の生成にも働きかけることから、精神的なストレスまでも緩和してくれます。
・ビタミンA、C、EやB群ビタミン
・アミノ酸
・ミネラル
・アロエベラはムコ多糖類、ヒアルロン酸、グルコサミン、コンドロイチンなどによる保湿効果や治癒促進能力で広く知られており、特にスキンケア製品でよく利用されます。
・アロイン、サポニンには抗菌効果があり頭皮のトラブルを改善します。
ビタミンA、C,EやB群ビタミンアミノ酸、ミネラル、抗炎症成分などが組み合わさって、頭皮の健康を保ち、髪の毛のコンディションを改善します
不老不死の植物として古代エジプトのファラオが愛用
アロエベラの起源は、アフリカ北部やアラビア半島とされていますが、その正確な起源地は議論の対象となっています。
紀元前3000年頃には、すでに古代エジプトでその存在が知られており、「不死の植物」として崇められていました。
エジプトのファラオたちは、アロエベラを美容や医療の目的で利用しており、クレオパトラがその肌を美しく保つためにアロエベラを使用していたという伝説もあります。
古代エジプトでは、アロエベラは「死者の守護者」として墓の中に置かれ、また死者の遺体を防腐処理するために使われたとも言われています。
その抗菌性と保湿性が死後の肉体を保存する助けとなったと考えられています。
・オイゲノール(抗酸化)
・ピルビン酸(保湿)
・ビタミンC、ビタミンA、
・アミノ酸
・含有成分のオイゲノールは5αリダクターゼなどの酵素を抑制し、抜け毛などを緩和することができます。
・ピルビン酸が古い角質を穏やかに除去し、表皮の代謝を向上させます。
・ビタミンC、ビタミンA、アミノ酸などが頭皮の健康をサポートし、健康的な髪の成長を促進します。
・ハイビスカスは抗炎症作用があり、フケや頭皮のかゆみを減少させる効果があります。
これはハイビスカスに含まれる抗酸化物質によるもので、頭皮の健康を保つことで、髪の毛全体の健康を向上
。
日本では和名として「仏桑花」「扶桑花」「仏桑華」と書き、「ブッソウゲ」と呼ばれていました。
この「ブッソウゲ」とは、古代中国の伝説で東方の果てにあるという生命を司る神木「扶桑樹(フソウジュ)」がつけた花「扶桑花(フソウカ)」が由来となっているようです。
ガネーシャは、女神パールヴァティとシヴァ神の息子として知られています。
パールヴァティは母性、慈愛、そして女性の力を象徴する神であり、ハイビスカスは彼女に関連づけられることが多いです。ガネーシャにハイビスカスを捧げることは、母なる女神への敬意を表す行為でもあります
・オリゴ糖や多糖類
・フェノール化合物(殺菌)
・クルクミン(抗酸化)
・アミノ酸など
・ヘナにミックスすることで、ヘナの強い赤味の発色を緩和
・インディゴの紫変色も緩和
・インディゴの使用頻度が高くなるロングヘアーなどで、毛先が黒くくすむのを防ぐために使用
ターメリックはインド亜大陸が原産とされ、古代インダス文明においても栽培され、さまざまな用途に使われてきました。
ターメリックの最古の利用例は、紀元前2500年頃にまで遡り、インドでは主に医療や宗教的な儀式で使用されていました。
ターメリックは、インドの伝統医学であるアーユルヴェーダにおいて、「ハリドラ(Haridra)」と呼ばれ、薬用として非常に重要視されていました。
アーユルヴェーダでは、ターメリックは体内の毒素を取り除き、消化を助け、抗炎症作用を持つとされています。また、肌のトラブルを和らげ、傷や感染を防ぐために使われてきました。
ターメリックは、古代インドにおいて浄化や保護のシンボルとして使われてきたため、インダス文明でも宗教的儀式や祭礼に使用されていた可能性があります。
・ポリフェノール(髪の引き締め)
・タンニン(髪の引き締め)
・油分を取り除きさっぱりした仕上がりになります。
頭皮の清浄作用もあり、スキャルプトラブルのヘアパックにも最適
・無色のためヘナ染めの施術においても、ナチュラルやインディゴ、ターメリックなどにブレンドし、彩度や色味を調整してご利用できる。
カッシア・オボバータは古代からエジプトやアフリカ地域で使われており、特に髪のケアや医療目的で重宝されていました。
古代エジプトでは、カッシア・オボバータの粉末が髪を強くし、健康的な光沢を与えるために使用されていました。
また、抗菌性や抗真菌性があることから、頭皮のトラブルを防ぐための治療薬としても用いられていました。
インドや他のアフリカ諸国でも、カッシア・オボバータは自然の薬草として知られており、皮膚疾患の治療や消化促進のために使われていました。
この植物は、古代から多くの文化で利用されており、伝統医学の一環として受け継がれてきました。
・アタパルジャイト
硅酸塩鉱物で、酸性白土と総称される吸着性粘土の一種
・皮脂や汚れを吸着する力が非常に強いため、特にオイリースキンのケアに効果的で毛穴の詰まりや黒ずみを取り除く
・肌を冷やす効果があり、日焼けや炎症を鎮める
・シミや色素沈着を軽減するのに効果的。定期的に使用することで、肌のくすみが改善され、明るい肌色になります。
・古い角質や不要な皮膚細胞を除去し、新しい皮膚細胞の再生を促進させる。
ムルタニミッティの名前は、パキスタンにある「ムルタン」という地域に由来します。
ムルタンは、インダス川流域に位置し、古代から文明が栄えていた地域です。
インダス文明(紀元前3300年頃から紀元前1300年頃)では、粘土を使った様々な技術が発展していました。
この地域の粘土質の土壌は、特に吸収力が高く、独特の特性を持っていたため、後にムルタニミッティとして知られるようになりました。
この文明の人々が美容や衛生に対して高い関心を持っていたことが明らかになっています。
浴場や排水システムが高度に発達していたことから、粘土や天然成分を使ったスキンケアや清潔のための習慣が既に存在していたと考えられます