今更聞けない基礎の基礎。
普段の美容室での営業中では伝えきれない事や今更に美容師さんに聞けない基礎について、改めてお伝えできたらなと思います。
知っているようで知らない日々のケアについて
皆さん意外と知らない日々のケア。
実は毎日のシャンプーでもダメージは蓄積する事知ってましたか?
現在のほとんどのシャンプー剤は、毎日洗うのを前提で作られています。
キャッチフレーズやCMで2日で一回洗えば良いですよって見たことありませんよね。
シャンプーすることで多少は髪の毛にダメージします。
そもそも髪の毛は濡れるだけでもダメージうけますし、シャンプーの時の髪同士の摩擦でもダメージになったりシャンプーの洗剤成分も負担がかかります
今更聞けない髪の洗い方
まずは、洗う前に髪がもつれたままだと良くありませんのでもつれは必ずとかす。
皆さん軽視しやすい事ですが必ずして欲しいんです。抜け毛や切れ毛に繋がり表面のあほ毛にもなったりします。
そして、流すお湯は38度くらいが適温です。
1.最初のすすぎ
まず、髪の毛についてるチリやホコリなどは最初のすすぎでほとんど落ちます。髪の汚れの8割くらいはここのすすぎで落ちてくれます。
では残りの2割についてて説明していきます。
残りの2割はシャンプーで落とすんでしょ?って思わないでくださいね。
きちんと後で説明します。
なので、まずはシャンプー前のすすぎを3分間くらいシャワーでしてチリやホコリ、一日の疲れもついで落としてください。
2.シャンプー
しっかりすすいだらシャンプーしますがシャンプーの使い過ぎにはご注意ください。
別にシャンプーの泡が多いと汚れもその分ん沢山落ちてくれるわけではありませんからね。
多量のシャンプー剤で無理やり泡立ててあらうより、
少量のシャンプー剤で2度洗いのほうが良いです。
更にゴシゴシ洗いや過度なモミモミも絶対にダメです。
インターネット上では摩擦を防ぐのにしっかり泡立ててって言ったりメーカーやCMなんかもしっかり泡立ててと言っていますが、結局は商品をたくさん使わせて買わせるのが目的です。
現在のシャンプーはもつれ防止剤がはいいてるから大丈夫だったりもします。
※一部の石けん系シャンプーやノンシリコンできしきしになる場合は別です
3.シャンプー後のすすぎ
実はここが一番大事な部分になります。
シャンプーしてる時って、汚れはとれてません。
「ん?」ってなりますよね。もう少し待ってください。
そもそもシャンプー剤に入っている主成分の界面活性剤とは髪を濡らした水分と皮脂などの油汚れが水に混ざり易くしてくれる為の成分です。
決して汚れがキレイさっぱりなくなっていません。
汚れを浮かしてくれているだけです。
なのですすぎで汚れを落としていきましょう。
思っているよりもしっかりすすいでください。ここで残りの2割を落とす作業です。
すすぎの目安を伝えると最低限シャンプーした時の時間よりもすすぎの時間をかけてください。
少し強めのシャワーでよーくすすぐ事!
洗面器で流すだけじゃだめですよw
4.トリートメント
リンスとかコンディショナーとかヘアパックなどいい感じで表記はされていて迷いどころですが市販で売っている有象無象の成分はだいたい全部同じです
ここで気を付けるのはトリートメントは頭皮によくないので、できるだけつけないように
トリートメントをし過ぎると
- ベットリして不潔に見える
- っていうか、髪の毛の傷みに関係ない
- 髪の毛の表面にコーティングされるので、パーマがかかりにくくとれ易い
- カラーの色が入らず、明るくなりにくい
- ストレートパーマがかかりにくい
など、不都合が多くあります。
トリートメントは表面のコーティングが強いので重さがなくなる程度によくすすいでくださいね。
すすぐばっかりですが、本当に大切な事なんでご了承ください。
まとめ
・シャンプー前のすすぎしっかり
・シャンプー剤の量は過度に使い過ぎない
・シャンプーは優しく洗う
・シャンプー後はかなりしっかりすすぐ
・トリートメントはつけすぎない
この辺りって意外と教えてもらってなくて経験則で自分なりに解釈して今までなんとなくでやっていたりします。
なので、改めて基礎をお伝えさせていただきました。