はじめに

初めましてveneziaのオーナーの藤田と申します。

veneziaを創立した第一の理由は

「長時間労働」

これを無くした場所にしたい。

家族との時間を作る。

それと共に、自分の時間も作る事。

両方が大切だと考えています。

veneziaでの絶対条件です。

生活が充実すれば心に余裕もでき、気持ちの良い接客、技術を行う気力もでてきます。人を幸せにするにはまず自分が幸せって思えていないと相手にあげる事はできません。

僕が見てきた美容師は、お客様の要望に全てに答えようとし過ぎて、まるでファミレスのようにアレもコレもの状態になっていたと思います。メニューが多すぎて知識不足や経験不足により上手くいかなく、かえってお客様にご迷惑をかけてしまう事も多かったのが現状です。

これらをふまえ、veneziaでは専門店というスタイルにしました。働く側も違うジャンルの知識を沢山詰め込むより、自身も興味がある分野に特化した方が楽しく学べます。

多くのメニューはやらず、専門の分野に特化することで、今まで手が届かなかったちょっとした部分にも届くようになり、否定から入るのではなくお客様に寄り添った仕事をさせていただけます。

オープンに向けて

テナント契約

もともと普通の事務所だったところで何も考えずに借りてしましました。なので電気盤や水道ガスも全て自身で契約し配置なども自分でやり直しな状態でした。グタグタ言っても仕方ないので各種プロに相談と提案し設計も自分でする事が出来ました。

内装もゼロからなので全てが手作りです。

壁塗装

ぱっと見綺麗だったのでそのままの予定でしたがペンキで塗れば1万円くらいで出来るので挑戦!軽く考えていたのですが、実際にすると脚立の登り降りやバケツを8時間持ちっぱなしで次の日筋肉痛でした。

途中で飽きて壁に落書きしてました。靴もペンキがついたのでもっとつけてそういうデザインにしてやりました。

電気工事

お客様で電気工事の会社をされている方がいたので全てお任せ!
美容室では致命的のドライヤー2台つけたらブレーカーが落ちてしまう状態を治していただきました。
更にエアコン1台は貰っていたので、もう一台は購入しました。ここだけの話、実は量販店のエアコンは中身が少しよくないそう

床貼り

店名がヴェネツィアなのでイタリア風にしようと思い、テラコッタがらのタイルを買いました!お店の雰囲気に関わる一番多雪な部分になりますので人件費ケチった分(diyなので)を注ぎ込1番グレードがいいモノにする事が出来ました。

これでトータル14時間。次回するなら半分の時間で終われるくらいには手際が良くなりました。

 

水道工事

今回、1番の山場でした。まず水圧が弱い可能性が大。あと水管が室内にしかなかったので分岐させ1つを室外へ出して給湯器へ。給湯器からお湯に変えて室内へ入れ、シャンプー台と手洗い場に。
本来は、壁に穴を開けて水管を外に出すのですが、テナントなんでそんなことできなくて結果、窓を1枚潰すことでなんとかなりお湯もキレイにでてホットしました。

内装

壁を1枚外したことによりクロスが少し剥がれてしまったのと天井に少し傷が入ってしまったのが大きな失敗でした。ですが、ご覧のとおりいくらでも隠す方法があります。
あと、部屋が狭くならないように収納をしっかりできるよう壁棚を設置しました。
床が少し歪んでるので真っ直ぐレールを設置するのが大変でした。
さらに排水の関係上、洗濯機を水回り付近で集めないといけなくてその結果・・・

棚作り

 

人生初の棚作り。
というか、diy自体が初めてでお店を作ろうとしていました。全てが手さぐりだったので失敗もしましたが概ねなんとかなりますね。実家にジクソーという気を切る機械とサンダーという削る機械があったのでなんとかなりました。

材料の木材は実はタダなのもあります。
シャンプー台を買った際に運ぶときの台になっていた板がキレイでサイズも大きく厚みもありました。
なので寸法を測って切って削って塗って。

そして、取り付けた棚はこちら

机作り

もともと要望があったミニ机。
ジャストサイズの机を探すのも大変。
ただ、角材と板は余っている!それじゃあ作っちゃえ!ってな感じで始まった机作り。人生初ですが、棚とかよりは全然難しくないと思ったのでやってみました

 

トイレ

実は、これが1番の悩みポイント。手洗い場を作りたいけど排水が出来ない。
給水は、分岐させて作ればいいけどどうしたもんか…
トイレタンクの上が水を流すと手洗いの水が出る一般的なスタイル。
ちょまてよと、
この上に手洗い場作れるんじゃ?
排水はそのままタンクに入ればいけるんじゃない?
ってなわけで、水道屋さんと頑張った奇跡です

 

 

 

看板作り

 

1番大事な看板作り。
本来は業者さんに頼むのがいいんですが、とりあえず自分でやってみました。

最初は、板にペンキで文字を書こうと思ったんですが、キレイに書ける自身がなかったのでアルミ素材のアルファベットで板に釘を打って掛けようと思います。

なので板切って色塗って、釘打ちしました。

 

ラストスパート

細かい部分の調整。

必要な棚をつけたりお客様に提供するハーブや珈琲、商材など発注や陳列。
音楽も用意したりクレジットの機械を導入したりと。

今後もどんどんアップグレードはしていこうと思っていますので楽しみにしててくださいね!

そして完成した内観がこちらから見れます!!

 

日々アップグレードしています

少しづつですが、内装も変えさせていただきより過ごしやすい空間を目指しています

 

その他の内観は下からご覧ください

Veneziaの内観紹介