【ヘナ染め初心者の方おススメ】ヘナで白髪染め
本来、ヘナで染めるという事は白髪をしっかり綺麗に染める為のものではありません。
しっかり綺麗に白髪が染まって欲しい方は、通常のアルカリカラーもしくは弱酸性のカラーで染める事をお勧めしています。
白髪染めの特徴
まず白髪染めをする前に抑えてほしいポイントがあります。
白髪染めの目的は大きく3つに分かれます。
- 白髪を生かす
- 白髪を隠す
- 白髪をぼかす
白髪染めをする際にはこのどれかになります。
通常のカラーは「2」の白髪をしっかり染め、地毛も染まることで均一化し白髪を分からなくします。
デメリットとしては、髪が伸びてきたときは既染毛と新生毛がはっきりとわかります。
ヘナ染めは「3」の白髪をぼかすという染め方に分類され、白髪には色が入りますが、アルカリカラーのように濃くそまらず黒髪は染まりません。ですが、天然の色と根元にいくにつれ色が薄くなりグラデーションが入りますので、伸びてきたときにはパキッとしません。
またヘナも2回3回と重ねて染める事で色もしっかり入り暗くすることも可能です。
これだけ聞くとヘナ染めってメリットが少なそうですよね。
白髪を染めるという点に関してはメリットは少ないですが、実はそれ以外の部分でメリットが多いためヘナ染めをする人が多くいます。
ヘナ染めをする大きな理由は、体や環境のことを第一に考えている事です。
ここ数年で健康への考え方も大きく変わり、ナチュラルを求める方が増えてきてます。
またアルカリカラーでアレルギーが発症し二度と染めれなくなってしまったり、毛髪が弱く薄くなり思ったヘアスタイルにできないなどネガティブな理由で始める方も多くいますが、実際にヘナで染めると髪にハリコシが生まれまとまりのある髪、芯のある髪になり根元の立ち上がりも良くヘアスタイルのバリエーションが増えると喜ばれる方が多くいます。
では、参考までに当店でのお客様の例を載せていきたいと思います。
ハーバルブラウンでのヘナ染め【50代女性】
染めた直後は、少し薄めのオレンジ黄色っぽい感じになりますが、2日後には通常のブラウン程度に色が発色します。これは、ハーバルブラウンに混ぜているインディゴというい藍色が関係しています。このインディゴが空気中の酸素を触れることにより色が発色が促されオレンジの色味に藍色が混ざることで色の深みがでます。
こちらが、ビフォーアフターになります。白髪率も多い方ですが、中間まで色が程よく入ってくれています。
ハーバルブラウン染め【40代女性】
毛先は少しだけ切っていますが、ハンドドライのみでブラシを使ってのブローはしていません。
ヘナにバッチっと合う方は、多少のクセ毛なら画像のように収まり、くるくるドライヤーを使用しなくてもばっちり決まる髪型になってくれます。
どうですか?
確かに白髪をバッチリ染めた髪型も若々しく見えますが、毛先もまとまりかつボリュームも出てくれる髪型になってくれるヘナ染めも若々しく見えませんか??